売上げが伸びるらしいIT的素敵なサムシングで失敗する3つの理由

現在、ITマーケターの僕が「この道を志そう」と思ったきっかけは2つあります。

ひとつは販促の手段としてITを活用できていないケースが(あまりにも)多いこと。
もうひとつはITが悪質な商社に利用されていることです。

そんな思いから稀に悪徳商法ネタを記事にしていますので、ご興味があれば目を通してみてください。

セールストークに乗せられて、無用の長物にお金を使っていませんか?

そもそもITとは

Information Technologyの頭文字を差し、直訳すると情報技術という意味になります。
情報を扱う機械はITに当てはまりますのでネットワークやPC、携帯電話はもちろん、電子辞書も計算機もITです。
また、ICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)とほぼ同義ですので、一緒に覚えておくと色々安心です。

IT販促ツールって

  • 自称:売れるホームページ
  • ホームページ付き編集ソフト
  • 販促機能がついたサーバー的な何か
  • メルマガ配信ツール

よくある失敗理由

僕が見てきた失敗例を3つに分類してみました。
ここで挙げる失敗の意味は売上を上げるために販促システムやらマーケティングツール的な何かを導入したのに、さして効果が上がらなかったことに限定します。

ITはあくまで「ただの道具」だと理解していない

前述を踏まえると「IT=便利」とイメージされているかと思います。
もちろん実際に便利です。そこで少し考えてください…
便利ってそれだけで利益に繋がりますか?

例えばあなたが会社員だとして通勤に120分かかるとします。
それがある日、路線や乗り物のバージョンアップなどで120分から30分に短縮されたとします。90分通勤時間が浮いたとして、給料は上がりますか?
それだけでは上がりませんよね。
浮いた時間をどう使うかによりますよね。ITも同じです。

便利なものを利益に繋げるには、適切な運用が必須です。
そして、運用が適切であるかどうかは
システムやらツール的やらを買った人≒お店や会社≒あなた次第
本当に効果的なシステムであろうと、突き詰めればあなたはお金を払ってスタート地点に立ったに過ぎません。

にもかかわらず、悪質な商社の営業マンは自信満々に「これで売上が上がります」と言います。得意げに成功事例を並べて効果を謳います。
あたかも成功が約束されたかのような雰囲気を作り、あなたに買わせようとします。
向こうはあなたがどうなろうと買ってもらえば儲かるからです。

クレーム対策に申し訳程度の操作説明と運用のコツぐらいは教えてくれるでしょう。
しかし、あなたが変わらなければそれらを実践できないという根本的かつ重要な問題点までは教えてくれません。
教えれば怖気づいて売れなくなるからです。
営業がそれすら理解していないこともあります。

運用を実務に組み込んだタイムマネジメントと売上を伸ばす仕組みの構築、これらを具体化しなければ確実といっていいぐらい失敗します。
過剰な期待は禁物です。

勉強不足

いくらシステムが肩代わりをしてくれるといっても、マーケティングの原理原則への理解が乏しければ「なんちゃってマーケティング」の域を出ません。
マーケティングの知識が必要不可欠とまでは言わないまでも、付け焼刃の販促は何かの拍子に自爆してしまうリスクを孕んでいます。
その何かの拍子とは

  • 売上が伸びない時期
  • さらに売上を伸ばしたいと欲を張ってしまった時
  • 新しいことを始め、知ってもらおうと必死な時

などのいわゆる「魔が差す」タイミングです。

自分の都合をお客様に押し付けると顰蹙を買うことになり、客足が遠のきます。
ITによるマーケティングは集客効果に比例して客離れも加速させるため、安易に頼りすぎると手痛いしっぺ返しを受けます。

長続きしない

マーケティングにはほとんど即効性がありません。
その代り、コツコツ続けることでじわじわ効果を発揮します。
もし、すぐに反響が出るようなことがあったとすれば、それはあなたが幸運にも響きやすいお客様に恵まれていたお陰なのです。

まとめ

  • 販促のシステム化自体は間違いではないが、目的と計画を明確にする必要がある
  • マーケティングを知ることが生存率に繋がる
  • あなたの欲はあなたが思っている以上に顧客に見透かされている

僕は「絶対買うな」とは言いません。
甘言に乗せられずに意味を理解した上で、しっかり判断してほしいです。

買ったら買ったで上手く使ってほしいです。
ご利用は計画的に!